Panasonicがフルサイズミラーレス機 LUMIX Sを正式発表!!

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こんばんは!kazuです★
昨年末、当ブログで「パナソニックのフルサイズミラーレス S1がスゴイ!」という記事を書きました。この最初の発表には「Lマウントアライアンス」という大きな話題性があり、少し前に発表したcanon、nikonのフルサイズミラーレス機が霞んでしまうという事態が起きたほどでした。しかし、前回の記事を書いた時点ではLマウントという事以外に

  • 通常モデルと高画素モデルの2つのラインナップがある
  • 記録媒体スロットはXQDとSDのデュアルスロット
  • センサー手ブレ補正機能Dual I.S.搭載

ということくらいしか判明していませんでした。

どんなカメラになるのか皆が期待を膨らませるなか、ついに2月1日、パナソニックは海外でフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S」シリーズを正式発表。詳細な仕様も併せて発表となりました。なお、日本国内での発売時期や価格については発表はお預けとなりました……。

ということで、日本での発売が決まる前に当ブログでもこの詳細な仕様を見て、予習をしておきたいと思います。

LUMIX S1とS1Rの性能比較

それでは、今回発表された新情報も含めて詳細な性能・仕様を、同時発表された2機種を比較してみます。なお、比較して性能や仕様が優れている方には背景に赤色をつけています。

製品名 パナソニック LUMIX S1 パナソニック LUMIX S1R
発売日 2019年04月
価格 約27万円(24-105mm レンズキットは約37万円) 約40万円(24-105mm レンズキットは約50万円)
マウント ライカL系マウント
センサー フルサイズ(35.6×23.8mm CMOS) フルサイズ(36×24mm CMOS)
ダスト除去機能
画像処理エンジン ヴィーナスエンジン
画素数 2528万総画素、2420万有効画素 5044万総画素、4730万有効画素
最大記憶画素数 6000x4000px 8368x5584px
ハイレゾリューションモード 9600万画素(12000x8000px) 1億8700万画素(16736x11168px)
ISO 常用:100-51200、拡張:50-204800 常用:100-25600、拡張:50-51200
連写 AF-S時:9コマ/秒、AF-C時:6コマ/秒
連続撮影可能コマ数 RAW:40コマ以上、JPEG:50コマ以上、RAW+JPEG:35コマ以上
オートフォーカス方式 コントラストAF(空間認識AF)
測距点/AFエリア 225点
測距輝度範囲 EV-6~18
ファインダー OLED (約576万ドット/視野率100%/倍率0.78倍/120・60fps/アイポイント)
モニター 3.2インチ (210万ドット)、タッチパネル(タッチパッドAFに対応)
可動式モニター 3軸チルト
上部のサブモニター(情報表示パネル)
シャッタースピード(メカ/機械式) 1/8000-60秒
フラッシュ同調 1/320秒以下
電子先幕シャッター 1/2000-60秒
電子シャッター 1/8000-60秒 1/16000-60秒
サイレントシャッター
バルブ撮影 メカ&電子先幕:最大30分、電子:最大60秒
フリッカー対策 フリッカー低減撮影
セルフタイマー 2、10秒
顔認識 ○(瞳AF、体、動物認識にも対応)
撮影可能コマ数 ファインダー:約360コマ、モニター:約380コマ、パワーセーブEVF:約1100コマ ファインダー:約360コマ、モニター:約340コマ、パワーセーブEVF:約1100コマ
画像形式 RAW、JPEG、RAW+JPEG
カメラ内RAW現像
動画 4K(3840×2160) 60 / 50 / 30 / 25 / 24p、フルHD(1920×1080) 60 / 50 / 30 / 25 / 24p
4Kの撮影方式 4K 60p時:APS-C 1.5倍クロップ、4K 30時:全画素読み出しオーバーサンプリング 4K 60p時:1.09倍クロップ ピクセルビニング
ハイフレームレート 180/150fps(1920×1080) 180/120fps(1920×1080)
ファイル形式 AVCHD、MP4
映像圧縮方式 H.264/MPEG-4 AVC、H.265/HEVC H.264/MPEG-4 AVC
音声記録方式 LPCM、AAC、Dolby Audio (2ch)
撮影時間 4K 60p MP4時:29分59秒
フォトモード 6Kフォト 30コマ/秒、4Kフォト 60・30コマ/秒
ボディ内手ぶれ補正 5.5段分の5軸手ぶれ補正、6.0段分(Dual I.S. 2)
防塵防滴仕様 ○(-10度の耐低温も対応)
pictbridge
水準器
英語対応
Wi-Fi
Bluetooth ○(4.2)
USB充電/給電 ○(USB PD対応)
メモリーカード スロット1:XQDカード、スロット2:SDXC UHS-IIカード
ジョイスティック(AFエリア移動用ボタン)
AF-ONボタン
148.9mm
高さ 110mm
奥行き(厚み) 96.7mm
重さ 898g
バッテリー DMW-BLJ31
マイク端子 3.5mmステレオミニジャック
インターフェイス USB Type-C、HDMI

今回発表された2機種は、他の色々なサイトを見ても、スタンダードモデルとなるS1と、高画素機となるS1Rというふうに区別されています。実際そういう面もあるのですが、それ以外にも区別されているところが若干あります。1つは、S1は常用iso感度がS1Rに比べ一段高くなっている(暗所に強くなっている)という面。これは、他のメーカーでもそうなのですが、高画素機であるS1Rに比べS1はセンサーの受光面積に余裕があるからでしょう。そしてもう1つは、S1の方が動画撮影のフレームレートが高くなっています。以前の発表でも「S1は、次世代の静止画/動画のハイブリッド機だ」とありましたが、その面はたしかに見られます。

それにしてもS1がボディ単体で27万円はまだ分かるにしても、S1Rのボディが40万円とは……。SONYの同クラスと比較してみると、S1と同クラスのα7Ⅲの実勢価格がボディ単体で約20万円S1Rと同クラスのα7RⅢは約27万円ですから、めちゃくちゃ攻めた価格設定ですね。

また、2機種には大きさと重さには違いはないようです。ちなみに、私の愛機ニコンD750は本体の重さが750グラム。D850は915グラム。D850に迫る重さです。ミラーレス機はコンパクトという概念をぶち壊す重量感ですね。

S1は有料アップグレードが用意されている!

先ほども少し書きましたが、S1はS1Rより動画撮影の面でアドバンテージがあるようです。というのも、上で述べた動画撮影のフレームレート違い以外にも、S1にのみ今年後半に有料のアップグレードソフトウェアキーがリリースされるそうです。このアップグレードでは、次の撮影モードが有効になります。

  • 4:2:2 10ビット(内部記録)
    • MP4 4K 25 / 30p 150Mbps(4:2:2 10bit、Long-GOP、LPCM)
    • MP4 4K 24p 150Mbps(4:2:2 10 bit、Long-GOP、LPCM)
    • MP4 FHD 50 / 60p 100Mbps(4:2:2 10 bit、Long-GOP、LPCM)
    • MP4 FHD 25 / 30p 100Mbps(4:2:2 10 bit、Long-GOP、LPCM)
    • MP4 FHD 24p 100Mbps(4:2:2 10 bit、Long-GOP、LPCM)
  • Vログプロファイル
  • 4K 50 / 60p 4:2:2 10 bit HDMI出力

「Dual I.S.」で最大6段の手ブレ補正が可能!

「LUMIX S1R / S1」に採用されている新しいセンサーには、ARコーティングが施され、ゴーストとフレアがより抑えられるようです。また、ジャイロセンサーからだけではなく、イメージセンサーと加速度センサーからも振動情報を取得し、高精度のアルゴリズムを開発。「LUMIX S1R / S1」に搭載されているボディI.Sに統合することで、正確なブレ検出と補正を行い、5.5段の強力な手ブレ補正を可能にしているとのこと。このボディI.S(5軸)とLUMIX Sシリーズレンズに搭載される光学式手ブレ補正O.I.S.(2軸)の組み合わせによって、最大6段の手ブレ補正が可能とのことです。望遠や暗所、片手での撮影が、さらに楽になりそうですね!

安心のデュアルカードスロット!!

フルサイズセンサーカメラユーザーにはもはや必須といっても過言ではないデュアルカードスロット。なぜCANONとNIKONのフルサイズミラーレスはカードスロットをシングルにしたのか。21世紀最大の謎です。

S1・S1RのどちらのカメラもSDXCスロットとXQDスロットのデュアルカードスロットを搭載しています。従来のSDカードとハイパフォーマンスなXQDカードの両方が使えるようになっています。CFexpressフォーマットも、いずれ対応するとのこと。ちなみに、 SDスロットは読み取り速度が最大300MB/、書き込み速度が最大260MB/sですが、XQDスロットは書き込み速度が最大400MB/s、読み取り速度は最大440MB/sと断然早いのです。RAWバッファはS1Rでは40枚、解像度の低いS1では90枚保持できます。

576万ドットOLEDのEVFと、3軸チルトのタッチパネル背面液晶!!

このカメラの目玉のひとつは、この有機ELの570万画素EVFです。EVF表示が素晴らしいとされている、Nikon Z 7 でも369万ドットです。それらをはるかに上回って576万ドットとなりました。120fps対応で、倍率は0.78倍となります。ファインダーの見え方というのが、ミラーレス機に移行できない問題としてありましたが、実用面ではもう超えてきたんじゃないでしょうか?

また、背面パネルは3軸チルト液晶ということで、上下に加え、右側にも開きます。これで縦位置の撮影も快適でしょう。ディスプレイは3.2インチ(8.1 cm)、2.1メガピクセルのタッチディスプレイを採用していて、指紋防止コーティングが施されているそうです!ここは、バリアングルではないので、自分撮りの時には向いてないようです。動画機に強いとうたうなら、S1だけでもバリアングルでも良かったのでは……。

その他の機能について

その他にも私が気になったものをいくつか箇条書きにしておきます。良いと思ったものは赤、イマイチと思ったものは青文字にしています。

  • マグネシウム合金・100%シーリングの防塵防滴ボディ
  • 内部メニューで、バッテリーのパーセンテージ表示、バッテリーの劣化度合いも別途確認できる
  • レンズ・センサー間の制御速度が早くなり、オートフォーカス速度が0.08秒に
  • CIPA規格で撮影枚数は背面液晶使用時380枚、EVF使用時で360枚。(7R IIIが液晶使用時で650枚)
  • ハイレゾモードでは、8枚連続撮影し、それを解像度4倍の1枚の画像に合成してくれます。つまりS1では9600万画素、S1Rでは1億8700万画素となります。
  • センサーにはスーパーソニックウェーブフィルターSSWFという特許技術を搭載したことで、(ほぼ)絶対ゴミが乗らない

プロ向けって感じの機能が満載ですね。ただし、撮影可能枚数については、CANONやNIKONもそうでしたが、SONYと比べるといささか不満ではあります。

同時期発売レンズは3本

  • LUMIX S PRO 50mm F1.4
  • LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.
  • LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

この3本が同時期に発売される予定です。

新しい機能の1つは新しく設計されたフォーカスリングで、リングを引くと手動フォーカスモードになり、同時にフォーカススケールが表示され、押すとフォーカススケールは隠れてオートフォーカスモードになるそう。言葉にするとイマイチ分かりづらいですが上の写真を見て読んで下さい。さらに、ノンリニア(回転速度に応じてフォーカスが変化する)、リニア(一定にフォーカスが変化する)、あるいは回転角度を270°から360°まで自分で設定することができるそうです!

なお、お値段ですが、24−105mmのf/4ズームレンズが1300ドル(約14万円) 、70-200mmのf/4 ズームレンズが1700ドル(約19万円)、そして50mmのf/1.4単焦点レンズが2300ドル(約25万円) です。なかなかのお値段!!このラインナップは、とても汎用性があって無難ですね。あと、24−105mmのf/4ズームレンズは名前にも書いています通り、最短撮影距離0.3m、最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ性能が備わっているようです!

まとめ

新しい大きなセンサーを搭載し、画像プロセッサもアップグレードされ、マグネシウム合金・100%シーリングの防塵防滴ボディは堅牢性も十分。バッテリーの持ちと、お値段が気になりますが、CanonとNikonのフルサイズミラーレスにはなかったものが、全部盛りという感じがします。

何より、こうやってフルサイズミラーレスの市場が盛り上がって、全体的にレベルが上がっていくことが一番ですね。お値段との相談ですが、選択肢の一つとして十分な存在感を示すカメラなのではないでしょうか。しかし、こうして性能を見てみると、明らかに時代はミラーレスになってきているのを感じざるを得ません。私もいよいよ移行を考えなければと思い、とりあえず貯金を始めることにします。

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