SIGMA 56mm F1.4 DC DN

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先日、知り合いから「ソニーのAPS-C機用に、予算5万円までで、ポートレート撮影にオススメなレンズありませんか?」という質問を受けました。

ふだんニコンのフルサイズ一眼レフを使っている私にとっては、まったくアンテナを立てていないジャンル。先にその旨を伝えたうえで、もし自分が買うならという目線で候補を探した時に、見つけたのが今日紹介するSIGMAの56mm F1.4 DC DNです。

2018年のフォトキナで正式発表されたこのレンズ。現在では、ソニーEマウント、キヤノンEF-Mマウント、Lマウント、マイクロフォーサーズ用が発売されています。

今日は、このレンズが良いと思ったところを紹介したいと思います。

ポートレートレンズとして使いやすい焦点距離

56mmという焦点距離はAPS-C用は35㍉換算だと84㍉相当、マイクロフォーサーズ用は112㍉相当になります。これは中望遠といわれるクラスの焦点距離になり、ポートレート撮影で頻繁に使われる焦点距離です。

ポートレートで愛用される理由として、

  • 広角レンズのような歪みがなく素直な写り
  • 周りの風景の雰囲気を残しつつ、被写体を際立たせる背景整理ができるほどよい画角である
  • 望遠レンズに比べ、最短撮影距離も短いため、幅広いシチュエーションで撮影可能である
  • 被写体と撮影者との距離感が近すぎず、遠すぎずでコミュニケーションがとりやすい

というような、被写体にスポットライトを当てるポートレート撮影での「ちょうど良いバランス」の焦点距離、それが中望遠域なんです。

コンパクトでありながら高画質

コンパクトさと画質のクオリティは、トレードオフの関係といってもよいでしょう。画質を高めるためには、どうしてもサイズや重量が犠牲になってしまいがち(事実、シグマの画質を追求したArtラインのレンズは軒並み非常に大きい)なのですが、このレンズは最大径66.5×長さ59.5mmと非常にコンパクトで重さも280㌘と非常に撮り回しの良いサイズ感になっています。

このようなサイズ感でありながら、様々なユーザーの使用感を見てみると、軒並み非常に高評価です。安物の短焦点レンズはボケがうるさくなりがちですが、前後ともに自然で美しいボケ味。また、シグマらしくキレのあるシャープな解像感はこのレンズでも健在なようです。

この価格帯でf1.4の明るさ

同じような価格帯では開放がF1.8のものが多い中で、2/3段明るいレンズ。正直この差で描写やボケ感に差があるとは言えないかもしれませんが、選択に幅ができますし、少しでも明るいということは強みです。F1.4は、メーカーの画質へのこだわりのあらわれとも思える、そういう絞り値です。

撒き餌レンズに少し色を付けたいならこのレンズ!

各社とも50mmという焦点距離で、非常に魅力的なコストパフォーマンスを誇るf1.8単焦点レンズを発売しています。このレンズは、良心的な価格で単焦点レンズの面白さに触れてもらい、レンズシステム購入の足がかりにするという意味で、「撒き餌レンズ」とも言われています。

コスパをとって「撒き餌レンズ」を選択するのもアリだと思いますが、プラス2万円が可能であれば明るく画質の高いこのレンズを選択することをオススメしたいと思います。

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