こんにちは!kazuです☆
先日、私は仕事で大きな一つの山を越え、自分へのご褒美にと、ひいきの酒屋さんへ立ち寄りました。
そこで薦めてもらった銘柄の一つに「七本槍」がありました。
シチホンヤリ…
誰かからも薦められた記憶があります。
『おまえの好きな”若手でバリバリやってる蔵元”の酒だよ。」
誰の顔も浮かんできませんでしたが、気がついたら
「ありがとうございましたー!」の声に見送られ、手にシチホンヤリを持って店を出ていました。
今日は、もうこれを書くしかありません。
「七本槍 純米酒 搾りたて生原酒 玉栄」のプロフィール
紹介します。彼が気づいたら酒屋から私にくっついて出てきた「七本槍 純米酒 搾りたて生原酒 玉栄」です。
生原酒ってよく聞くのですが、私はよく分かってなかったので調べました。
原酒……搾った直後のお酒は、アルコール度数が20度くらいあります。これに水を加え調整することを「加水調整」と言い、日本酒で一般的な15度前後に調整するためにこの作業を行います。この加水調整をしていないものを原酒といいます。
生酒……日本酒の製造では、普通、もろみをしぼった後と、貯蔵・熟成後びん詰めの前に2度、酵素の働きを止め殺菌するために「火入れ」と呼ばれる加熱処理を施して酒質を安定させるが、この火入れを一度もしていない日本酒のことを生酒といいます。 しぼりたての新鮮な風味を味わう。 酵素が活性のままであるため、酒質が変わりやすく、低温管理が必要。
つまり生原酒とは、加水調整も加熱作業もしていない日本酒のことです。
秋から冬にかけては、日本酒の製造が最盛期を迎えますので、この頃に出る生原酒は、出来たて・しぼりたての新酒として登場します。勉強になりました。
裏面のラベルはこんな感じです。
日本酒は生きた酒ですので同じように作っても毎年少しずつ味は違うらしいです。酒造年度などで「今年の七本槍の出来は…」なんて話になるんですね。
あと、生酒って酵母が生きているので、少しずつ味が熟成していくんです。日を変えて飲む度に少しずつ味が違う。これも生酒の楽しみ方です。
このお酒のプロフィールを載せておきます。
■原料米:玉栄100%
■精米歩合:60%
■日本酒度:+3.5
■酸度:2.0
■アルコール度:17
ちなみに、さっきからチラチラ写真に写ってましたが、今日のお酒とのマリアージュは、但馬牛です。
数日前に、嫁さんの実家から頂いたもの。但馬牛は肉の甘みがハンパない。ワサビや、写真に写っている柚子胡椒で頂くと格別です。
呑んでみた!
それでは、今日もワイングラスで頂きます。
日本酒の特徴的なメロンのような香りがしますが甘さは控えめ。酸味によって甘さが綺麗に抑えられています。
印象は全体的に引き締まっていてスタイリッシュな日本酒だと感じました。
例えるなら、モデルの奈々緒みたいな感じです。奇跡的に、甘みの強い今日のアテと最高の相性だと思います。
まとめ
オススメ度:★★★✬ 3.5
私は、とても好きな味です。が、最近流行のフルーティーな日本酒が好きな方には少し辛いと感じるかも。
- 脂ののった赤身魚や肉、煮込み料理や鍋とのマリアージュに。
- フルーティーな日本酒より、辛口めの日本酒が好き。
- 長時間楽しめる酒を探している。
味の濃い料理には、キリッとしめてくれるこのお酒は相性が良いと思います。そしてスタイリッシュで後を引かないので、長時間飲み続けても飲み疲れしません。
年配の方と飲むにもオススメできるお酒です。
それでは、今日は七本槍 純米酒 搾りたて生原酒 玉栄 をご紹介しました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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