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せんちゃん

写真、日本酒、ガジェットやアウトドアギアが好きな、4人の子を持つ30代のオジサンのブログ。フォトジェニ!は、そんな私のなかで写真映えするものを紹介するブログです。

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【レビュー】「スタンフォード式最高の睡眠」を読んで、睡眠を最強の味方にしよう!!

目次

睡眠は量より質!

みなさんは、自分の睡眠について、十分満足していますか?「睡眠不足だ」と感じられている方、多いんじゃないでしょうか?

また、「疲れがとれきっていない」「日中のパフォーマンスが上がらない」と悩んでいる方も多いんじゃないでしょうか?

今日紹介したいのは「スタンフォード式最高の睡眠」という本。

 

この本の筆者は、睡眠研究において世界最高と呼び声の高いスタンフォード大学で、トップを務めている睡眠研究の分野で世界的権威である西野精治氏。そんな西野氏が、睡眠と30年以上と向き合う中で経験し、学び、突き止めたことを一冊にしたのがこの本です。

日本人は他の先進国の人に比べて、睡眠時間が短いそうです。もちろん、日本人が短い睡眠時間で満足できる人種であるというわけではありません。きっと、これを読んでいる人たちも十分満足できる睡眠時間をとれている人は少ないのではないでしょうか。本書にも、「最低でも6時間は睡眠時間は取った方が良い」と書かれています。

「もちろん、できるならそうしたいYO!」

という方がほとんどではないでしょうか。理想の睡眠時間を取れないという現状があるのでしょう。

何を隠そう本書は、「ベストな睡眠時間が取れないという方に、ベターを提供するのが目的」とうたっています。

そして西野氏はこうも言っています。

本書で提案する「睡眠のベター」によって、人生の質すら変わってくると私は確信している。

本書に書かれていることを少しだけ紹介したいと思います。

質を高める「黄金の90分」

その方法とは、「黄金の90分」に重点を置いた眠り方の改善。理想どおりに睡眠時間を増やすことは不可能でも、眠り方を変えることで、起きている時のコンディションが整い、パフォーマンスが増大するそうです。では、黄金の90分とはどこのことでしょうか?

それは、入眠からの最初の90分のことです。最初の90分間は、睡眠全体のなかでももっとも深い眠りになるそうです。その最初の90分を深く眠ることができれば、その後の睡眠リズムが整い、自律神経やホルモンの働きも良くなり、翌日のパフォーマンスに繋がるとのこと。その理由も本書では詳しく説明されています。

では「黄金90分」の質をどうしたら高められるのでしょうか。

入眠の質を高める2つのスイッチ

タイトルにある2つのスイッチ。それは、「体温」と「脳」。

質の良い睡眠であれば、体温は下がる。この体温の低下が睡眠には欠かせないそうです。しかし、脳が興奮していると、体温が下がりにくくなってしまうのだそうです。

この「体温」と「脳」のスイッチを適切に切り替えることによって、体と頭がスリープモードに切り替わり、睡眠が劇的に変わるのです。

  • 就寝90分前の入浴
  • 足の血行を良くする「足湯」や「足マッサージ」
  • 体温効果を上げる「室温コンディショニング」
  • 入眠時間を一定にする
  • モノトナスは睡眠のスイッチ

スイッチを入れるために本書で紹介されている一部を箇条書きにしましたが、このように最新の研究結果を基に、適切に2つのスイッチを入れるための方法が書かれています。

どう起きているかで眠りの質が変わる!

最初の90分を「いかに眠るか」を大切にするかとともに、もう一つ「いかに起きているか」ということも本書では大切なポイントとして書かれています。

睡眠と覚醒はセットになっていて、朝起きてから眠るまでの行動習慣が最高の睡眠を作り出し、最高の睡眠が最高のパフォーマンスを生み出すということです。つまり覚醒と睡眠の良い循環を作ることが大切だということです。そして、質の良い睡眠に2つのスイッチがあったように、覚醒にも大切な2つのスイッチがあるそうです。

それが「光」と「体温」です。光の刺激で脳の活性化に影響を与え、体温を上げてスイッチオンにしておくことが良い覚醒を保つのだそうです。

その他にも、覚醒のスイッチを押す方法はたくさんあります。

  1. アラームは2つの時間でセットする
  2. 眠りの誘惑物質を断捨離する
  3. 「裸足朝活」で覚醒ステージを挙げる
  4. 「ハンドウォッシュ」メソッドで目を覚ます
  5. 「咀嚼力」で眠りと記憶を強化する
  6. 「汗だく」を避ける」
  7. 大事なことをする時間を変える

などなど、他にもたくさんの覚醒レベルを高める方法が紹介されています。

多くの人が抱える眠りの借金地獄

日常的な睡眠不足を感じていて、「あぁ、週末は寝だめするぞ」と感じている人。それは脳からのSOSサインで、睡眠不足が借金のようにじわじわとつもり重なる睡眠負債を抱えている可能性が高いのです。

睡眠負債のたちが悪いのは、「寝だめ」ではつもり重なった睡眠不足は解消されないということです。お金の負債は一発で返せても、睡眠の負債は週末の寝だめでは返せないのです。

だからこそ、早めに本書で紹介されている「最高の睡眠」メソッドを実践し、睡眠の質を高めることで解消する必要があるのです。

ほぼ世界中の誰もが、一日の中で最も多く時間を使っているのは「睡眠」です。本書の冒頭で筆者は睡眠についてこんな事を言っています。

仕事を含めた日中のパフォーマンスは、睡眠にかかっている。

夜な夜な訪れる人生の3分の1の時間が、残りの3分の2も決めるのだ。

「睡眠不足を解消したい」という方はモチロンのこと、「人生をより良くしたい」と思っている方。そんな方にも本書を読んで、睡眠を味方に付けることをオススメします!

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