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せんちゃん

写真、日本酒、ガジェットやアウトドアギアが好きな、4人の子を持つ30代のオジサンのブログ。フォトジェニ!は、そんな私のなかで写真映えするものを紹介するブログです。

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子どもと桜撮影会。

今年も春が訪れ、短期間で桜が一気に開花しました。

この時期は雨も少なくなく、雨が降ると一気に花が散ってしまうため、満開になった桜もわずか一週間ほどで見納め。

短い期間で今年はどんな写真が撮れるのか。

最近、子供たちも写真に興味を持ち始めたので、それぞれ古いデジカメをプレゼントしました。

私が約20年前に買ったコンデジや、私の父母が使っていたデジカメ。今となってはスマホのカメラの性能に追い越され、出番がなくなってしまった代物です。それでも巷のキッズカメラよりは高性能で、最初は画質うんぬんよりも被写体を見つける洞察力や角度、距離感を覚えることが大事なのでカメラはこれで十分。なによりまずはシャッターを切る楽しみを味わってもらうことが大事なのかなと。

しゃがんだり仰いで撮ったり、兄弟で目のつけどころは違いました

「お父さん、見て! めっちゃ綺麗に撮れた!」と興奮する2人。写真を見せてもらうたびに、「それぞれこんな目線で、こんな感性で桜を見てるんだなあ」と、感慨深いものがあります。

SNSにアップされている写真を見る目とは全く違って、出来・不出来はなく、どれも良い写真に見えました。

「桜の色を出す」レタッチ

私自身も「子どもと桜」という被写体で、撮影とレタッチを研鑽。

ずっと以前から撮影の際には、ファインダー内にヒストグラムを表示させ、第一に白トびがないように、第二に黒ツブれがないように、アンダー気味に撮るようにしています。

せっかくなので、Jpeg撮って出しと私の現像写真を見比べてもらおうと思います。

個人的にSONYのカメラのクリエイティブルック「FL」の色味が好きで、Jpegの設定も、レタッチのプロファイルも「FL」を使うことが多いです。ただ、FLは肌の色がやや黄色がかってしまうのが気に入らないのでHSLやキャリブレーションでオレンジの色味を調整してプリセットを作っています。

ソメイヨシノのような桜の花はそのままだとほとんど白っぽい色になります。個人的にはもう少しピンクを乗せたいところなのですが、どうやって色を乗せるかが問題です。手段としては、

  1. WBの色温度と色被り補正を駆使する
  2. 色別のトーンカーブで桜の色をピンポイントで調整する
  3. HSLで該当する部分(レッド・オレンジ・バイオレット・マゼンタあたり)を調整する
  4. CG(カラーグレーディング)でハイライトに色をのせる
  5. キャリブレーションで調整する

このあたりで調整すると思いますが、現段階で一番良いと思っているのは2のトーンカーブです。まず、1,5といった色補正は全体的な変化になりますので、色を変えすぎると写真そのものの色味がおかしくなってしまいます。3のHSLは方法として良いと思うのですが、この数値を変更すると類似性の高い肌の色も引っ張られることが多々あります。4のCGは、かなり良いのですが、3と似ていて、ハイライトに狙った色を入れても、近い輝度にも色がグラデーションで入ってしまいます。

この3、4よりもっとピンポイントで色の操作ができるのがトーンカーブだと思っています。

肌色がピンクに引っ張られすぎないように調整

なので私は

① トーンカーブで桜の色を出しながら、肌の輝度にもポイントを打って調整し、

② HSLで微調整し、

③ CGで全体と輝度ごとに少しずつ色を入れてバランスと自分の写真の色味を作る

という流れで桜の写真を作っています。

千切らないよう教えることも大切

残念ながら、すでに我が家の早咲きの桜はほぼ花が散ってピークアウトしてしまいました。

今年も桜を撮る機会はあと一回あるかないか。今年の桜は今年しかなく、来年子どもが一緒に写真を撮りにいくかは分かりません。

そう考えると、無性に今を楽しみたいと思いました。

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