マウント口径備忘録

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みなさんこんばんは!kazuです★

今年下半期には、ついにキヤノン・ニコンの両巨頭が、フルサイズミラーレス市場に参戦しましたね。さらには、パナソニックも…と、いよいよ、カメラは本格的にミラーレス一眼の時代にシフトしていく雰囲気です。

かくいう私もSONYのα7IIIが発売されてから、「いよいよミラーレス一眼が実用的になった」と魅力を感じていました。そしてキヤノン、ニコンがこのSONYの名機に対抗して、どんなミラーレスを出してくるのか、動向に目が離せませんでした。

ところが、フタを開けてみると予想外のスペック。正直に言うと、ガッカリしてしまいました。ダブルカードスロットではないことや、バッテリーの持久性など、結婚式などの一日かけて撮影するという場面において、実用的な部分がα7IIIに及んでいなかったのです。

でも、そこはこれまでカメラ業界を牽引してきた二大巨頭ですから、きっと次のカメラで挽回してくれると信じています。そしてミラーレス一眼レフメーカーとして長い目でそれぞれを見た時、ソニー、キヤノン、ニコンの三社のミラーレス一眼で、ある違いに注目しました。それは、「フランジバック」と「マウント径」です。

今日は、フランジバックとマウント径から三社のミラーレス一眼レフを比較してみたいと思います。

フランジバックとマウント径

フランジバックとは、レンズとボディ側のマウントが当たる面から撮像面(センサー)までの距離のことです。レンズの設計の自由度からみればフランジバックは短い方がよいとされています。また、マウント径とは、レンズとボディが結合する機構の口径のことです。レンズの設計の自由度からみればマウント径は大きい方がよいとされています。

もう少し詳しく知りたければ、デジカメwatchさんの「9 フランジバックと口径」という記事を読んでみて下さい。

では、この3社のミラーレス一眼レフの、フランジバックとマウント径を比較してみましょう。

フランジバック マウント径
SONY 18mm 46mm
NIKON 16mm 55mm
CANON 20mm 54mm

フランジバックの短さでは、NIKONSONYCANONとなっています。また、マウント径の大きさではNIKONCANONSONYとなっています。

上で紹介したデジカメwatchさんのリンクでも書かれていますが、レンズは複雑な機構になっていて、一概にマウントが大きい方が良いレンズが作れるとは限りません。私はNIKONユーザーですが、これまでNIKONの一眼レフで使われてきたFマウントは47mm、マウント径は小さいと言われてきましたが、事実銘玉と呼ばれるレンズはたくさんあります。

しかし、今回のNIKONとCANON両者が大口径を売りに新しいマウントでフルサイズミラーレス機を発表しました。そして、CANONは、関係者向けに行った技術説明会で「マウント径を大きくとったのは、レンズ設計を追求するのにメリットがあるからに他ならない」と話しました。デジカメwatchさんの キヤノン説明会で聞いた「ミラーレス大口径マウントのメリットと実例」で、具体的にレンズの構成図を見せながら、ミラーレスならではのフランジバックの短さとマウント径の大きさがレンズに対して良い影響を及ぼすかを説明しています。しかし、CANONはEOS Rの発表の際に、マウント径やフランジバックの数値には触れませんでした。これは、その半月前にNIKONが発表したZマウントの数値が関係していたのではないかと推測されます。

一方で、マウント径を大きくすると、ボディ本体が大きくなってしまうという背景もあります。そこでNIKONやCANONは、サイズ面、またボディの強度などからギリギリのサイズにしたということです。SONYは、「ソニーのカメラは小さすぎるという声があるが?」という声に対して、

顧客には2つのタイプがある。携帯性を非常に重要視する顧客は、より小型軽量なカメラを望んでおり、それがソニーが開発している製品だ。より大きなカメラを好む顧客は、それはソニーの哲学ではないので、他の製品の方がいいかもしれない。

と、SONYはカメラのサイズを小型化することが哲学だというようなことを話しています。

まとめ

フルサイズミラーレス機は、一眼レフ機より小さく携帯性が良いことがメリットの一つにあります。そういった点で、SONYのマウント径に対する考え方は、一つの観点として正解だと思います。また、3社とも先にAPS-Cセンサーのミラーレス機を出していますが、アダプターを使わずにレンズを使えるのはSONYのみとなっています。こういった所もSONYの強みというか、考えがあったのでしょう。ただ、他に比べて「SONYの純正レンズは高い」という声もよく聞きます。これは、NIKONユーザーの私が「CANONの同クラスレンズに比べてNIKONは高いなー」とずっと思っていて、それは、マウント径の大きさによるものじゃないか、と考えていました。同じクラスのレンズを開発する上で、マウント径の制約というところから、開発コストがかかってしまうというところがあるのではないかと。

また、CANONやNIKONはそれぞれ、このフルサイズミラーレスの発表に合わせて、大口径の明るいレンズも同時に発表しました。これは、まさに大口径マウントの可能性を提示してきたのだと思います。ただ、サイズ的にも価格的にもかなりヘビーウェイトで、こういうレンズが多くのユーザーに受け入れられるのかは分かりません。SONYは、「そういうレンズは需要がないから作れるけど作らない」と言ったということも聞きました。

実際には、CANONとNIKONの新マウントの真価は、本当に画質的な優位性があるのか、またSONYにコンパクトという面で優位性があるのか、レンズラインナップが充実した時に分かるでしょう。私個人としては、NIKONが60年近く続いてきたFマウントをやめるという大きな決断をしたNIKONが、これから開発するレンズに期待せずにはいられないのです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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