こんにちは!最近急に寒くなってきて、運動量がめっきり減りました。運動量に反比例するように、体重は増加の一途を辿っています。kazuです★
今回は、先日紹介したVSCOFilm02の記事が人気でしたので、第二弾として同シリーズの04を紹介したいと思います。
VSCO Film04に収録されているプリセットは以下の通りです。今回も、それぞれにかかり方の強弱の種類がありますが、それとは別に、Balance Cool / Balance Warm / HC / Portrait/ Landscape / Vibrantといったパターンがあります。
Agfa Scala 200 – / — / + / -/+ / + / ++ / Contrast + / ++ / +++
Fuji Astia 100F – / — / + / ++ / Balance Cool / Balance Warm / HC / Portrait
Fuji Fortia SP – / — / + / ++ / +++ / Balance Cool / Balance Warm / Landscape / Portrait
Fuji Provia 100F – / — / + / ++ / +++ / ++++ / Balance Cool / Balance Warm / HC / Portrait
Fuji Provia 400X – / — / + / ++ / +++ / Balance Cool / Balance Warm / HC / HC + / HC ++ / Portrait / Vibrant
Fuji Velvia 50 – / — / + / ++ / +++ / Balance Cool / Balance Warm / HC / Landscape / Landscape+
Fuji Velvia 100 – / — / + / ++ / +++ / Balance Cool / Balance Warm / HC / Landscape
Fuji Velvia 100F – / — / + / ++ / +++ / Balance Cool / Balance Warm / HC / Portrait
Kodak E100G – / — / + / ++ / +++ / Balance Cool / Balance Warm (GX) / HC / Portrait / Vibrant
Kodak E100VS – / — / + / ++ / +++ / Balance Cool / Balance Warm / Balance Warm + / Portrait
Kodak E200 – / — / + / ++ / ++ Alt / +++ / Balance Cool / Balance Warm / HC / Portrait / Vibrant
使用画像と比較条件
14時前後、オフショット的に駐輪場で撮った写真。曇り空だったので、コントラストは低めです。使用機材は、
Body:Nikon D750 / Lens:Sigma 35mm F1.4 art
で、Jpeg撮って出しの画像です。
今回の現像の条件は、プリセットの特徴をお見せしたいので以下のようにしました。
- Jpeg撮って出しの状態からプリセットを当てるだけ。ホワイトバランスや露出など一切さわらずに比較します。
- 撮って出しとプリセットを当てたものを比較する
- それぞれのフィルムは、無印スタンダードを当てる。ただし、Portraitがあるものは、被写体が人物なのでそれをあてた。
それでは順にお見せしたいと思います。
プリセット紹介
Agfa Scala 200
これは、VSCO Film 04 で唯一のモノクロフィルムシミュレーションです。ドイツのカメラメーカー「AGFA社」の製品で、シャープでハイコントラスト、白黒の階調が良く表現されるというフィルムだそうです。
Fuji Astia 100F Portrait
Fuji Astia 100Fは、アスティア100の後継商品で、色再現はリアルカラー、彩度は標準彩度、階調は軟調であり、シャープネスは高め。当時「フジクロームアスティア100F」について、「究極の肌色再現を求めた世界最高レベルの超微粒子フイルム」と自負していました。
Fuji Fortia SP portrait
Fuji Fortia SP portraitです。FORTIAは後に紹介するVELVIAよりさらに高彩度・高コントラストを目指して開発されたフィルムで、自然な色再現性よりも印象的な原色再現性を重視した設計になっているそう。このSPは、VELVIAよりはコントラストが高いがFORTIAよりは軟調で、暖色系をより強調しているということです。桜の写真に向いているという方が多いようですね。
Fuji Provia 100F portrait
Fuji Provia 100F portrait。FUJIは、「プロビアF」100と400の2種を「世界最高の粒状性」「抜群の減増感処理性」「色再現性と調子再現性の向上」とうたっていたそうです。彩度やコントラストに関しては、後に紹介するVELVIAと先に紹介したAstiaの間くらいの感覚でしょうか。色再現においてはナチュラルカラー、彩度は高彩度、階調は標準であり、シャープネスは高いという特徴だそうです。
Fuji Provia 400X
Fuji Provia 400Xは、2006年4月に発売されました。色再現においてはイメージカラー、彩度は高彩度、階調は標準であり、シャープネスは標準。同製品の特徴として、開発者は、「感度・像構造画質の大幅な進歩」「色再現性の向上」と、ユーザーからも高い評価と、高いお値段でうならせたとか…。
Fuji Velvia 50
Fuji Velvia 50は、2007年4月に発売されたフィルム。色相再現においては赤緑色強調のイメージカラー、被写体は風景・ネイチャー等に合い、とくに夕景・緑色の描写に際立つ特徴を持つということ。蛍光灯適性はグリーンにかぶりやすい傾向があるそうです。
Fuji Velvia 100
Fuji Velvia 100は2003年に発売されました。ベルビア50に似た傾向のフィルムですが、蛍光灯適性はややグリーンにかぶりにくい点が異なっています。
Fuji Velvia 100F
Fuji Velvia 100Fは2003年発売。色相再現においては忠実発色のリアルカラー、被写体は風景・商品、ドキュメンタリー写真といった、鮮やかな発色を必要とする場合に最適なフィルムとのこと。Fuji Velvia 100と同じく、蛍光灯適性はグリーンにかぶりにくいということです。
Kodac E100 Portrait
Kodac E100 Portraitは、クリーンで鮮やかな色彩、偏りのない階調、きめ細かな粒子を特徴とするデーライト光に最適化されたカラー ポジフィルムだそうです。
Kodac E100VS Portrait
Kodac E100VSは、VSのVはVivid(目の覚めるような)、SはSaturation(色飽和度)。高彩度でシャープなフィルムです。
Kodac E200 Portrait
Kodac E200は、増感でも滑らかな階調、自然な色再現。感度はISO200ですが、+2段増感までに対応できるため、室内などの光量の少ない条件での撮影にも対応。
プリセット一覧
まとめ
VSCO Film 04は、微粒子、ハイコントラスト・高彩度で人気の高いフィルムが多いようです。そういうことで、比較的使いやすいプリセットのように思いました。
最後に、この写真を私が自分で現像したものも紹介したいと思います。
私の普段の現像では、ノイズは低減するよう現像しますし、好みとしてハイライト部分を青にふる傾向があります。というところで、このプリセットを使うと普段自分が現像するのと違う感じになって、変化がつけられます。VSCOFilmは、プリセットを当ててから自分好みにいじることもできるので、フィルム感は残しながら自分の好みに寄せられるのも良いですね。
それでは今日はこのへんで!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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