ミニマルな見た目だけど、機能的。
随分前から気になっていましたが、ついに買ってしまったノースフェイスのシャトルデイパック(NM82214)。
「ビジネスにも使えるバックパックだ」と大人気のバッグ。同じコンセプトのバッグが他のブランドからも登場していますが、ミニマルと機能性の両要素の絶妙なバランス加減で整えられているのは、結局このバッグをおいて他にないと感じます。それもそのはず、機能性や見た目を何度も見直し、細かにアップデートを繰返している、いまだ進化を続けているバッグなんです。
見た目がよりミニマルに洗練されている。
前面のロゴが近年、よりシンプルなものに変更されました。ロゴがリフレクター素材になっているため、写真では目立っているように見えますが、実際は生地と同系色のため、日中は目立ちずらくなっています。
また、上部の持ち手も改良されました。以前は二つ付いていましたが、現行品は持ち手の素材を上部なものに変更して一つに減らしています。
これらの改良によって、機能・見た目ともにブラッシュアップされています。
使い勝手がますますよくなっている。
背面パネルの形も今回一新されたようです。以前より細かな形で溝が切ってあることで、より蒸れなさそうな印象です。ただ、相変わらずショルダーハーネスはやや薄い印象で、重いと肩にくるかもしれないな、という印象はあります。この辺は、バックパネルの裏にスリットがきってあり、スーツケースにかけられる仕組みになっているので、ハーネスを薄くする必要があったのでしょう。
PC、タブレットを入れるコンパートメントは、止水ジッパーが採用されるようになりました。電子機器はもちろん、書類なども安心して入れられるようになりました。
PCやタブレットを入れる蛇腹は、底につかないように浅めのポケットになっています。尚タブレットはiPad Pro 11インチがジャストで入るサイズで、Magic Keyboardのケースを付けると入りませんでした。こういうPCライクな使い方をする場合はパソコン側のポケットに入れれば問題ありません。
また、ジッパーが埋まっていて開けずらかったフロント下部ポケットは改良され、不満がなくなりました。中は二つのメッシュポケットもあり、ケーブル類を整理しておくこともできます。
見た目も機能もコスパも洗練! なんと言われようと良い物は良い。
アップデート前と比べて0.5L容量が減ったようですが、24.5Lの容量は1、2泊の出張や旅行もできる容量で、これは用途を考えても十分だと思います。そしてこれだけの容量がありながら、あまり大きく見えないように設計されているところもグッド。ただ「仕事でしか使わない」という人用のシャトルデイパックスリムも同様にアップデートされているため、用途がはっきりしている方は、よりスーツライクなそちらを選ぶと良いでしょう。
どちらのモデルもスタイリッシュな見た目と、それとトレードオフになっていない機能性が大人のバッグにピッタリだと思います。何よりお値打ち価格なのも最高です。
オンでもオフでも活躍してくれるバッグなので、今更ながらおすすめです。
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