前々より気になっていたピークデザイン社のカメラストラップ「スライド」シリーズ。
α7Ⅳに鞍替えした機に、タイトル通り「スライドライト」というモデルを購入しました。
ピークデザインからは
- スライド
- スライドライト
- リーシュ
の3種類のネックストラップが販売されていて、その違いをざっくり言えば、上にいくほど重量の負荷に合わせてストラップの幅が太くなる仕様になっています。
私はスライドかスライドライトかで悩みました。実はスライドにのみ、肩に当たる部分に負荷軽減のクッションが入っていることがとても魅力的だったのですが、ストラップ幅が太いとシートベルトみたいに見えるかなと思い、スライドライトをチョイスしました。もし近くに実物が置いてある店があるなら、実際に手に取って選べると良さそうです。
スライドライトの紹介
蓋がマグネット式になっていて、箱にもコストがかかっているのが分かります。笑
人気の理由 その①
ストラップはまさにシートベルトのような素材。全体的な作りは非常にしっかりしていて値段相応な印象。写真中央あたりに見えるバックルは両サイドに付いていて、これを引っ張ると簡単にストラップの長さが変えられる仕組みになっています。他社製品のストラップと比べると非常に割高な製品ですが、この特徴が「人気の理由その1」です。
滑り止め謎の仕様
少し分かりづらいかもしれませんが、上画像のように、肩があたる部分にはズレ防止用に滑り止め素材があります。ただし、バックルを使えるように首から下げたとき、この滑り止めは体の外側に向く謎の仕様になっています。「デザインだけど滑り止めとしても使えるよ」というようなことなのでしょうか。
人気の理由 その②
上の写真のように、カメラとの接続部分が特徴的な形をしていて、これが「人気の理由その2」である、ストラップが簡単に着脱できるギミックになっています。
カメラのストラップホールとの接続部分が丸いボタンになっていて、これをストラップ側にカチッと「スライド」することで着脱できるしくみ。簡単に着脱できることで、三脚を使用しての撮影時などストラップが邪魔になるシチュエーションで便利ですし、カメラバッグに収納する際にごちゃごちゃしがちなストラップをスッキリと収納することができます。
また、付属のプレートをカメラ底部に付けてストラップを装着すると、ぶら下げた時にレンズが下に向いてくれるようになるので、長いレンズの場合にぶつけるリスクを下げることができます。
ただ、このプレートをつけたままでは三脚やジンバルに装着できないので注意が必要。
「縦グリップなし」ならスライドライトで十分
ネックストラップは首や肩に負担がかかることが最大のデメリットなので、冒頭にも書いたように「クッションが入っているか否か」でスライドかスライドライトか悩みました。
しかし実際に使ってみると、α7Ⅳのようなミラーレス一眼には、よほど長玉を付けない限り、クッションなしでも問題ないと感じました(ニコンZ9やキヤノンR3は別として)。むしろミラーレス一眼にとっては見た目がちょうど良い太さで、デザイン的にも洗練されて悪目立ちしないのでライトを選んで良かったと思っています。このあたりの感想は、今後の使用感で心境の変化があるかもしれませんので、後日また記事にしようかと思います。
購入を悩んでいる人や、良いネックストラップを探している人の参考になれば幸いです。
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