以前紹介したアシックスのグライドライド2をずっと愛用してきましたが、いよいよ1400キロほど走り、いよいよ限界が近づいてきたと感じましたので、新しいランニングシューズとしてナイキのペガサス40を購入しました。
アウトソールが購入の決め手。
正直、最初は次のランニングシューズ候補にペガサスは入っていませんでした。
というのも、昨年発売されたonのクラウドモンスターがあちこちで絶賛されており、実店舗で試し履きもした上で「次はこれだな」と考えていたのです。
そんな私がなぜクラウドモンスターではなく、このペガサス40を購入したのか。
それは、両者のラバーソールにみる耐久性の違いでした。とはいえこれはあくまでラバーソールの構造から見た個人的な所感ということをご理解の上お読みください。
クラウドモンスターの購入を検討しネットで調べていると、購入者のレビューに「ラバーソールの面積がやや小さく薄い」という感想が散見されました。
ランニングシューズはそれぞれ「このシューズはゆっくり長い距離を走る人向けです」「これはスピードを出したい人向け」「これは足の負担を最大限和らげるものです」といった用途があり、その目的に沿った作りがなされています。
「スピードを出す代償として耐久力は低い」といった一長一短がシューズにはあるのです。
では私にとって必要なシューズは何かというと、「耐久性の高いデイリートレーニング用のシューズ」。
その点においてクラウドモンスターよりもペガサス40の方が優っていると判断し購入に至ったのです。
シンプルイズベストな外観。
ペガサス40は、良くも悪くも実にシンプルな印象。ソールは近年の流れに沿ったやや厚めではありますが、特別に尖ったところは見受けられません。
しかし、これもまた私の目的に合っています。靴の助力はなるべく少なく走ることで脚の筋肉を育てたいのです。
また、グライドライド2の「コロン」と自然に足が前に出る作りはランニングには良い影響を感じましたが、歩いたり立ったりするには安定感に欠けるので、普段履きには不向きでした。その点、ペガサスはクセがないので、普段履きにも使えそうです。
アッパーは伸縮性能の高いニット系の素材。でも厚みもそこそこあり耐久性は高そうな印象です。
ペガサスは通常の足幅が2E、ワイドが4Eらしく、実際に履き比べてみましたが、私には通常タイプのものがちょうど良かったです。
シューレースを通す部分が先代から変更になり、安定感が増したそうです。比べてないのでどちらが良いのかはわかりませんが、こちらの方がシンプルな見た目で好みです。
シュータンとインソールには、スマイルマークを模したロゴが入っています。唐突に使われた印象があるのですが、これからこのマークを推していくのでしょうか。
ヒールは少し角張ったシルエットがガンダムっぽくてカッコいいです。
全体を通して白と黒のシンプルな配色は、普段履きを見越してのチョイスです。
毎日のトレーニングに真正面なシューズ。
早速ジョギングに数回使ってみましたが、期待を裏切らない走り心地でした。
グライドライド2と比べると自分の足で走っているという感覚がより強い印象。もちろんクッション性はしっかりあって、粘りがある感覚で路面を捉えるような印象。それもあって予想通り安定感は高め。40代にもわたって愛され、改良を続けられてきたシューズだけあって弱点やクセのないデイリートレーナーシューズとしてピッタリなシューズだと感じました。
今後経過を追って感想を書きたいと思います。
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