5年間連れ添ったiMac 2019と、ついに別れる日がやってきました。
購入当時は最新鋭のRetina 5Kディスプレイに惹かれ、クリエイティブな作業に没頭した日々。 しかし、5年の歳月は残酷です。
OSや、特にAdobeソフトがアップデートするにつれ、動作が遅くなっていく一方。特にAI機能がついたあたりから、動作の重さが顕著になりました。
そんな時、発表されたのがAppleシリコンM４チップを搭載したMac mini。 ついに長年連れ添ったiMacから、買い替えを決意しました。
購入したMac miniのカスタム
ハードウェア：
- 10コアCPU、10コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M4チップ
- Thunderbolt 4ポート x 3、HDMIポート、USB-Cポート x 2、ヘッドフォンジャック
- 512GB SSDストレージ
- 32GBユニファイドメモリ
- ギガビットEthernet
- アクセサリキット
実はM4Proチップの吊るしモデル（24GBメモリ、512GB）にしようか、ずいぶんと迷いました。
アップルサポートによるアドバイスが決め手
そこでアップルサポートに連絡。
- Lightroomによる写真編集
- Illustratorによるデザイン
- InDesignによる文章レイアウト
が主な使い方で、４K動画の編集をガンガンするようなことはない。またこれからAppleインテリジェンスがメモリを使うということも噂で聞いたんだけど…というような内容で、どういう構成がおすすめかと相談したところ、
「お客様の使い方でしたら、むしろM4チップの方でメモリを多く積んだ方が良いかと思いますよ。たしかにAppleインテリジェンスがメモリを消費するという話もありますし、デザイン作業をブラウザーを大量に開きながら行うことも考慮すると、その方がおすすめです」
と、アドバイスをいただき、M4Proの吊るしモデルよりも３万円ほど安いモデルを勧めてもらいました。
自分の考えの後押しをもらったので、即購入に踏み切りました。
ディスプレイの準備は必須
iMacからの買い替えなので、Magic Mouse、Magic Keyboard、Magic Trackpadはそのまま流用可能。
しかし、モニターは別購入しなければななりません。
Macとの互換性が良く、４Kでそれなりの色を出してくれるBenQのMA270Uを購入しました。
劇的に向上した快適性
iMac2019は当時、非常に素晴らしいマシンだったんですよ。
クリエイティブな作業をサクサク快適にこなしてくれて、５K Retinaディスプレイは美しい。見た目も実にスタイリッシュ。しかし、タイミングが悪かった。
翌年に初めてAppleシリコンチップが搭載され、劇的にマシンパフォーマンスが上がっちゃったんです。
そこから一気にAIの流れが押し寄せて今に至ってしまいました。
そんな時代の流れから決断した今回の買い替え、やはり大正解でした。Mac miniは非常にコスパが高いマシンだと思います。
作業はもちろん快適です。Lightroomでの現像速度は火を見るよりも明らかです。
そして非常にコンパクト。デスク周りがスッキリしました。
iMacはモニタ一体型で大型なので、メルカリなどで出品がしづらいという欠点もありました。そういう意味でMac miniはリセールバリューも高い。結局、iMacはAppleの下取りに出し、￥35,000になりました。
MacBook Proを購入することも考えましたが、同性能でのコスパは明らかにMac miniが上。バッテリーの耐久性も含めたマシンの寿命時期も考慮すれば、外出先での使用よりも自宅での作業が圧倒的に多い私にとってはMac miniが正しい選択だったと思います。
私と同じiMacを使っていて、買い替えを迷っている人の参考になれば幸いです。
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