マクロの世界へ!
こんにちは!kazuです☆
写真を撮ることが楽しくて楽しくて、シャッターを切ることが習慣になったこと、ありますよね!? そして、近所の花や、花に寄って来るカワイイ昆虫たちを「なんてフォトジェニックなんだ…!!」と感じたこと、ありますよね…!?
私は、そうでした!!
しかし、小さな花、ましてやテントウムシなどの小さなイキモノを撮ろうとすると、普通のレンズではピントが合わず、大きく撮れない。
「なんか思ってるんと違う!」
という問題がありました。そこで私は前々から気になっていたマクロレンズについて色々と調べ、その結果、ニコン純正の60㎜マクロレンズと出逢いました。
ニコン 2008-03-14
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今日は、私が購入し、愛用していたこのマクロレンズについて、個人的な感想を書いていきたいと思います。
私がこのレンズを選んだワケ
当時、私はD7000というNIKONの一眼レフを使っていました。このカメラは、APS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラで、「いつかはフルサイズの一眼レフを!」と思っていた私にとって、レンズ購入の際にはステップアップすることを念頭において検討していました。そういう条件でマクロレンズを調べていると、「神レンズ」という評判の当レンズに行きついたのです。
色々と調べた結果、
- 60mmの画角は、APS-Cサイズでは90mm相当になる。
- FXフォーマットのレンズなので、フルサイズに移行しても問題なし。
- 多くの人が「優等生!」と認める画質。
- FXフォーマットのレンズでは、比較的良心的な価格♡
との判断結果から、「きっと長いお付き合いができるはずだ!」という答えが導き出されたのでした。
【レビュー】実際に使ってみたッ!!
そういうワケで、このレンズを購入したのです。手元に届き、このレンズを使って撮影してみて、鳥肌が立ったのを今も覚えています。その後、私のテンションは爆上がりし、ますます写真を撮ることが楽しくなりました。
この記事に載せてある写真は全てこのレンズで撮影したものです。
NIKON D7000×AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
NIKON D7000×AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
NIKON D7000×AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
写真の画作りも良く、シャープな印象を受けました。そして、写真がうまくなったような錯覚に陥りました。何より購入する際に判断基準となった、APS-Cのカメラで使用した際、約90mmの画角となることが、大当たりでした。
この距離は、とくに屋外でマクロレンズを使う際に、撮影対象と程よい距離ができるので使いやすいと感じました。上の写真のようなチョウチョやテントウムシは近づき過ぎると逃げてしまいます。また、撮影対象とレンズの距離が近くなった時、風などで撮影対象が動くと、簡単にピントを外してしまいます。
ということで私は、90mmの画角が私の予想をはるかに上回る使い心地であったことから、いつしかこのマクロレンズの虜になってしまいました。
NIKON D7000×AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
率直な感想は、「評判通りとても良いレンズだ!!」ということです。この価格帯で、マクロという機能を持ち、携帯性も悪くなく、AFなどの動作も良好、オマケにナノクリスタルコーティング付き(分からない人はググってみてください)なのですから最高です。ポートレートの写真は今回載せていませんが、人を撮るのにも良いレンズだと感じました。
今思えば、「買って良かった!と思った初めてのレンズでした。
NIKON D7000×AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
このレンズを手放したワケ
大好きな一本となったこのレンズ。カメラに付けっぱなしとなっていたこのレンズですが、後に私は手放すことにしたのです。
その理由は、この一点に他なりません。
- フルサイズ一眼レフに移行し、画角が変わった。
これです。
このレンズを購入したころから、知人の結婚式の撮影を任されることが増えてきました。結婚式という人生の大きなライフイベントを、自分に任せてくれる友人。その友人たちの期待に応えるべく、一大決心して、D7000を下取りに出し、フルサイズD750に移行したのです。フルサイズに移行したことで、このレンズの画角は当然「60mm」になりました。それが写真を撮る際、大きな違和感となったのです。
「フルサイズに移行しても変わらず使える。」
もちろん、なんの問題もなく使えます。ただ、使い方は全く変わります。画角が変わるのですから当たり前っちゃ当たり前ですね。先に書きましたが、90mmとしての画角が「大当たり!」と思っていた私には、使用感に違和感を覚えたのです。
私はこの60mmのマクロレンズになかなか馴染めず、ついには別のレンズを購入するためにドナドナ(売却)することになりました。
まとめ
とはいえこのレンズ、銘玉だと思います。マクロレンズを持っていないが興味がある方、特にこのレンズの購入を検討している方は、買って後悔のないレンズだと思います。ほぼ、私が購入するキッカケとなった条件を満たし、期待を遙かに越えるレンズだったのは疑う余地はありません。ただ、この一点
- FXフォーマットのレンズなので、フルサイズに移行しても問題なし。
という点で、私と同じように考えている方はこのことを理解しておいた方が良いかもしれません。60mmという画角のこのレンズは、テーブルフォトなどを撮影したい方に良いかもしれませんね。
以上、私が実際にこのレンズを愛用していたお話をさせていただきました。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました☆
ニコン 2008-03-14
ケンコー 2015-07-25
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