もうフィルター選びで迷わない!
H&Y RevoRing ND3-1000 CPL Mark IIで撮影準備が劇的に変わる
レンズフィルター、気づけばどんどん増えて、収納ケースがパンパンになる…そんな経験、ありませんか? NDフィルターや偏光フィルターが必要な上、レンズ径もバラバラで、「あれ、このレンズにはどのフィルターが合うんだっけ?」と、軽い混乱から決定的なシャッターチャンスを逃してしまう。そんな煩わしさから解放してくれる救世主がここに登場しました。
「まあ、いっか」が口癖の自称カメラマンである僕にとって、H&YのRevoRing ND3-1000 CPL Mark IIは一度使ったら手放せなくなる逸品。実際に使ってみた感想は、ただただ「これ、最高!」という一言に尽きます。
一台で全対応?RevoRingシステムの衝撃

推しポイント
まず驚くのは、そのデザイン。多少メカニカルな印象を与えつつも、ひと目で所有欲をそそるスタイリッシュな作り。そして何と言っても、その機能美がすごい。リングをくるくると回すだけで、さまざまなレンズ径にピタッとフィット。もう、レンズごとにフィルターを揃える必要はありません。これひとつで、大抵のレンズにNDフィルターも偏光フィルターも装着可能なのです。
- 手軽さが魅力! レンズ径を気にせず使えるので、レンズを交換してもサッと取り替えられる。フィルター探しや、間違ったフィルターを装着してしまうミスも大幅に削減されます。
- NDと偏光が一体化 NDフィルター(減光機能)と偏光フィルター(反射を抑制する機能)が一体になっているため、滝をシルクの流れのように表現したい時も、水面やガラスの反射を抑えて被写体本来の色を際立たせたい時も、この一台で対応可能。あなたの撮影表現の幅が、驚くほど広がります。
- 画質へのこだわり ドイツSCHOTT社製の高品質ガラスを採用しているから、色かぶりもほとんどなく、解像感もキープ。大切なレンズの性能を最大限に引き出してくれます。
- スリムでスタイリッシュ 薄型設計により、広角レンズでもケラレ(フレア)の発生を防止。シンプルながらもプロフェッショナルな雰囲気があり、持っているだけで所有欲を満たしてくれます。
- マグネット式キャップの快適さ 付属のマグネット式レンズキャップは、取り外しも装着もスムース。フィルターを傷や埃からしっかり守ってくれる点で、細部にまでこだわりが感じられます。

気になる点
- 価格はやや高め 単機能フィルターと比べると値段は張りますが、複数のフィルターを個別に揃える必要がなくなると考えれば、長期的な視点で見たときのコストパフォーマンスは十分に高いと言えます。
- 若干の厚み NDと偏光機能が一体化しているため、単機能フィルターに比べるとやや厚みがある。一部の超広角レンズとの組み合わせでは、軽微なケラレが発生する可能性があるものの、ほとんどのレンズでは問題ありません。
- お手入れの手間 一体型なので、どちらか一方のフィルター面に汚れが付いた場合、両面のお手入れが必要です。
購入前にチェックしておくべきポイント
- レンズのフィルター径を確認 RevoRingはそれぞれ対応するレンズ径のレンジが設定されています。必ずお手持ちのレンズのフィルター径を確認し、適切なサイズを選んでください。サイズを間違えると後悔するかもしれません。
- 特殊な形状のレンズに注意 一部、特殊なデザインのレンズやフィルターネジがないレンズの場合は、別途アダプターが必要になるケースがあります。
- 将来的なレンズ購入計画も考慮 今後新しいレンズを購入する予定があるなら、対応レンジをやや広めに選ぶことで、余計な出費を抑えられる可能性があります。先を見越した選択は、経済的にも賢明です。

初代H&Y RevoRing ND3-1000 CPLとMark IIの違い
初代のH&Y RevoRing ND3-1000 CPLも、画期的なフィルターでしたが、Mark IIではさらに使いやすさが進化しています。一番大きな違いは、各リングにロック機構が追加されたこと。初代では、NDフィルターの濃度調整リングやCPLフィルターの回転リングが、意図せず動いてしまうことがあったんですが、Mark IIではそれぞれのリングをしっかりと固定できるようになったんです。これにより、撮影中操作していて誤って落下するということも防げるようになりました。
また、細かい点ですが、マグネットの強度なども見直され、より安定した装着感になっているという声もあります。初代モデルも十分に魅力的でしたが、Mark IIではユーザーからのフィードバックを活かし、さらに完成度を高めていると言えるでしょう。もし初代モデルと迷っているなら、操作性と安定性が向上したMark IIを選ぶのが賢明だと思います。

注意点:他のH&Y製フィルターとの組み合わせ
RevoRingシステムを最大限に活用するため、以下の点にご注意ください。
もし、H&Y製の別のマグネットフィルター(例:Magnetic Black Mistフィルターキット)を既にお持ちの場合、残念ながらその上から直接RevoRingを装着することはできません。磁石の構造上、物理的に不可能となっています。
ここで、RevoRingシステムをより便利に活用するための注意点をお伝えしておきます。もしあなたが、僕と同じようにH&Y製の別のマグネットフィルター、例えばMagnetic Black MistフィルターKitをお持ちの場合、残念ながら、そのフィルターの上からRevoRingを直接装着することはできません。 レンズプロテクターなどは大丈夫なんですが、このマグネットフィルターはRevoRingを固定するツメが引っかからないようになっていて、物理的に無理でした(マグネットアダプタだけでも同様でした)。
もしRevoRingと同時にブラックミストフィルターのような効果を使いたい場合は、別売りの「Clip-on Magnetic Black Promist for REVORING」という専用のフィルター一体型RevoRingを購入する必要があります。 これなら、RevoRingの前にカチッと装着できます。
ただし、この「Clip-on Magnetic Black Promist for REVORING」は、単独のフィルターとして使用することはできません。 必ずRevoRing本体に装着して使う必要があるってこと、覚えておいてくださいね。RevoRingシステムは超絶便利だけど、他のマグネットフィルターとの組み合わせには、ちょっとしたルールがあるんです。
ライバル製品との比較
Nisi JetMag Pro マグネット式でフィルター交換が非常に速く、画質もプロフェッショナルな仕上がり。しかし、レンズ径ごとに専用フィルターが必要なため、「これ一個でOK!」という手軽さはありません。
K&F Concept Nano-X シリーズ コストパフォーマンスに優れ、撥水や防汚コーティングも優秀。ただし、こちらは従来のネジ込み式のため、RevoRingのような一体感はなく、NDと偏光を別々に揃える必要があるため手間がかかります。
結局のところ、Nisiは「とにかく迅速に交換したい」派、K&Fは「予算重視」派にオススメ。一方、RevoRingは「あれこれ揃えるのが面倒だけど、画質は譲れない!」という、少しこだわり派のカメラマンにぴったりの製品です。
まとめ:フィルター選びの悩みから解放されたいなら
H&Y RevoRing ND3-1000 CPL Mark IIは、撮影準備のストレスを大幅に解消し、表現の幅を確実に広げてくれるアイテムです。フィルター交換の手間が省けるだけでなく、使い勝手も抜群。もし、レンズフィルター選びでいつも悩んでいるなら、この製品はあなたのフォトライフをより快適で創造的なものにしてくれること間違いなし。
結論:フィルター選びに頭を悩ませたくないなら、RevoRingは絶対に「買い」です!
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