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せんちゃん

写真、日本酒、ガジェットやアウトドアギアが好きな、4人の子を持つ30代のオジサンのブログ。フォトジェニ!は、そんな私のなかで写真映えするものを紹介するブログです。

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ソニー FE 50mm F1.4 GMレビュー:50mmの再発見、使いやすさと描写力が融合した最強レンズ

目次

はじめに

50mm単焦点レンズといえば、ポートレートやスナップ撮影における定番中の定番。しかし、使いこなすためには独特の画角に慣れる必要があります。かつて私も50mmを使っていましたが、当時は「少し狭い」と感じ、35mmレンズを愛用するようになりました。

しかし、35mmを使い続けるうちに「写りすぎる」と感じるシーンが増えてきました。特に、撮りたい被写体をしっかりフレームに収めたい場面では、逆に広すぎる印象を持つようになり、再び50mmレンズに戻ってきました。

今回は、50mm単焦点の中でも話題の ソニー FE 50mm F1.4 GM を紹介します。なぜこのレンズを選んだのか、競合となる FE 50mm F1.2 GM との比較も含めて解説します。

50mmという絶妙な画角:広すぎず狭すぎない安心感

50mmレンズの最大の特徴は、まさに「自然な視野」にあります。35mmがやや広角寄りで背景を含めた撮影に強い一方、50mmは被写体にフォーカスしやすく、被写体を引き立てる効果があります。

子供の撮影にベストな距離感

特に、小さい子供を撮影するときに50mmは非常に便利です。近すぎると圧迫感が出るし、遠すぎると表情が見えにくくなります。50mmなら、自然な距離感を保ちながら、背景も程よくボケてくれるため、散歩中や公園での撮影にぴったりです。

ソニー FE 50mm F1.4 GMを選んだ理由

実際に購入する際、私は FE 50mm F1.2 GM と FE 50mm F1.4 GM のどちらにするかで悩みました。価格差は実売価格で約10万円程度(F1.2 GMが約25万円、F1.4 GMが約15万円)あります。では、その差ほどの性能差があるのでしょうか?

SEL50mmF14GMで撮影

F1.2とF1.4の違い:開放F値の違いはどこまで影響するのか?

F1.2の明るさは確かに魅力的です。しかし、その差が写真に及ぼす影響は意外と少なく、特に屋外撮影では実感しにくいと感じました。一方、F1.4 GMはF1.2に劣らない美しいボケ味を持ちつつも、軽量でコンパクト。長時間持ち歩く際の負担が少ない点は、日常使いで大きなメリットです。

ポートレート撮影における表現力

F1.4の開放F値は、背景をふわっと溶かし込むような美しいボケを生み出します。特に、公園での撮影や街中でのスナップでは、被写体を引き立てながらも背景がやさしく溶け込むため、人物が際立ちます。

F1.2とのボケ味の違い

F1.2 GMは確かにボケが一段と柔らかく、被写体が浮き上がるような描写が得られます。しかし、実際にプリントやSNSで見る限り、その差は微妙で、F1.4 GMのボケ味でも十分すぎるほど満足感があります。

室内撮影での使いやすさ

かつては50mmが「狭い」と感じていましたが、実際に使ってみるとその感覚が変わってきました。むしろ、50mmという画角が「何を撮りたいのか」を明確にしやすく、被写体を中心に収めるには最適です。

室内での構図の作りやすさ

例えば、リビングで子供を撮影するとき、50mmなら無駄な背景が入りすぎず、被写体に集中できます。35mmだと意図しない物が写り込むことが多かったため、この適度な画角が逆に使いやすく感じました。

購入の決め手:価格と取り回しのバランス

FE 50mm F1.4 GMの実売価格は約15万円。一方、F1.2 GMは約25万円です。この価格差を考えたとき、私にとって「取り回しの良さ」と「描写力」のバランスが優れているF1.4 GMの方がコストパフォーマンスが高いと判断しました。

軽量で持ち運びやすい

F1.2 GMは大口径ゆえに重さが700gを超えますが、F1.4 GMは516gと軽量で、撮影の際に感じる負担が少ないのが嬉しいポイントです。子供とのお出かけ時にも、カメラバッグが軽くて済むため、自然なスナップが撮りやすくなりました。

子供とのお散歩にぴったり

まとめ:再び50mmに戻った理由

50mm単焦点レンズは、その絶妙な画角がもたらす「撮影のしやすさ」と「自然な描写」が最大の魅力です。特に、ソニー FE 50mm F1.4 GMは、F1.2 GMと比較しても十分すぎる性能を持ち、取り回しやすさという点で優れています。

50mmを再発見し、その使いやすさに改めて感動しました。広すぎず、狭すぎない絶妙な距離感が、日常のポートレート撮影をより楽しくしてくれます。子供とのお散歩や、日常の何気ない一コマを切り取るには、これ以上ない相棒です。

ソニー FE 50mm F1.4 GM、ぜひ試してみてください。きっと、その描写力と使いやすさに納得できるはずです。

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