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せんちゃん

写真、日本酒、ガジェットやアウトドアギアが好きな、4人の子を持つ30代のオジサンのブログ。フォトジェニ!は、そんな私のなかで写真映えするものを紹介するブログです。

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α7Ⅳ6ヶ月使用後のレビュー

現時点でクラス最高のカメラ

2021年12月17日の発売日に手に入れることができたSONYのα7Ⅳ。半導体不足の影響でなかなか手に入らない状況が続いていましたが、最近安定して出回るようになり好調な売れゆきのようです。そんなα7Ⅳを実際半年以上使用したので、その使用感についてレビューしたいと思います。

動き回る子どもの撮影に瞳AFは大活躍します。

これまで一眼レフを愛用していた私。レンタルしたり友人のを触らせてもらったりで、ミラーレス一眼を使ったことはありましたが、常用してみて改めてそのアドバンテージの大きさを感じてます。全一眼レフユーザーはミラーレスに変えた方が良い!!

具体的な感想について、おもに写真撮影の観点から良い点と悪い点を挙げます。

ヒストグラム表示ができることで露出ミスがなくなった。

ゼブラ表示のレベルを変更できることで、肌の露出合わせがカンタン。

瞳AFが動体に対してもしっかり食いついてくれる印象。動画撮影でもしっかり効く。

マスク着用時の瞳AFがイマイチ。こどもの参観日などで少しもたついた。

α7Ⅳだけではないのですが、ファインダーにヒストグラムやゼブラ表示ができるのが非常に良いです。これがあることで基本的に露出はカメラ側に任せながら、補正の幅を自分で追い込むというやり方がラクにできます。

また、動物や鳥も含めて瞳AFの食いつきも良く、ピントはほとんどカメラ任せで問題ないと感じます。一方で、マスクを着用していると瞳AFの精度がガクッと落ちます。顔の大部分を隠してしまうので、認識が難しいのはわかりますが、コロナ禍のマスク事情を考えるとアップデートで対処してもらえないかというところもあります。

でもホント、重箱の隅をつつくようなくらいで、気になるところってホントそのくらいです。めっちゃ気に入ってます。

目次

使用感について

操作性

ボタンのカスタマイズ性が高く、右手側の背面にほぼボタンが集中しているため、左手は固定役(時々レンズのフォーカスホールドボタンを使用)に割り切って使えます。

メニュー画面

マイメニューによく使うものを登録可能しておけば、メニューボタン一発で呼び出せる。

本機からSONYカメラを使い始めた私は悪名高かったこれまでのメニュー画面を知らないのでなんとも言えませんが、本機のメニュー画面は以前から使っていたニコンに似たようなコンテンツごとのメニュー画面で、慣れればどこに何があるかだいたいわかりました。またトップによく使うメニューを持ってこれるので、使いやすいと感じています。

ファインダー&背面ディスプレイ

α7Ⅳの発表を聞いた時、ファインダー解像度の数値が期待値以下だったのでがっかりしていましたが、実際に使ってみると非常に見やすく、タイムラグなどもなく、違和感なく使えて大満足しています。

背面ディスプレイも同じく、撮影に問題なく使えるレベルだと感じています。これらの見やすさは数値が問題ではないんだと感じさせられました。

グリップ

Tamronの150-500mmという大玉を使って撮影しました。

友人がα7Ⅲを持っているので握り比べさせてもらいましたが、α7Ⅳで深く造られたグリップは、持ちやすさという点でかなり改善されています。装着するレンズが大玉になればなるほど、その差は顕著になるでしょう。

サイズ感

SONYのフルサイズミラーレスは総じて小さいです。他社の同クラスのカメラに引けを取らない性能でこのサイズになっているのは本当にすごいです。カメラが大きいと持ち出すのが億劫になりがち。カメラを買っても結局持ち出さないという人も多いですし、歳を重ねてフルサイズシステムが重いからとセンサーダウンするユーザーもおられるので、コンパクトさは正義だと思います。

その点、「ミラーボックス」を排除することで得られるミラーレスのアドバンテージがしっかり感じられます。

バッテリー持ちについて

さすがに私が使っていた一眼レフカメラに比べるとバッテリーライフは長くありません。しかし、写真で1日撮る分には問題ないと思います。このカメラを使うなら動画撮影もしないともったいないと思いますが、動画を撮るにはバッテリー一本では物足りなくなるかもしれません。

ただ、動画を長回しするような使い方をするものではありませんし、写真撮影や動画撮影でお金を稼ぐような方でない限り、予備でもう一本持っておくという気持ちでバッテリーがあればいいかなというように思います。

動画性能について

4K60Pでの撮影はスーパー35にクロップされるという限定的な部分がありますが、4K60Pを動画編集できるだけのスペックを備えたPCがある方はそうそう多くないんじゃないでしょうか? 見る側としても、タブレットやスマホで鑑賞する人が多い時代に、FHDあれば十分美しい画質を得られるように思います。

α7Ⅳはフルサイズミラーレスのシン・スタンダード。

キヤノン、ニコン、ソニーの3社が似たクラスのカメラを揃えていて、悩みどころかもしれませんが、レンズ資産が同じ条件であれば、現時点ではα7Ⅳが一歩抜きんでていると思います。(発売時期が違うので当たりまえですが)それまであと一歩一眼レフに届かなかったミラーレス市場を、完全にひっくり返し「ゲームチェンジャー」と言われたα7Ⅲも、細かに見るとウィークポイントがありました。そこを上手く改善し、使用感として完成された仕上がりにしたのがα7Ⅳという印象。

発表時に、ディスプレイ解像度や動画性能、バッテリーライフなど、数値上ガッカリしたことも、使ってみると数値では分からない改良や使用感で調整されていて、クラスなりの価格のなかで完成度が非常に高いと感じています。

旧製品として価格の下がったα7Ⅲを買うという選択肢もありますが、個人的にはα7Ⅳを絶対オススメします。動画面では比べるべくもないですが、写真撮影を楽しみたい方も、ディスプレイや電子ファインダーの見え方は歴然の差があります。

決して安いカメラではありませんが、とても満足度の高いカメラです。

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